「イヤ!」しか言わない2歳児に毎日消耗していた。いつかこの頃が愛おしくなるのか?

朝起きてから夜寝るまで、全部「イヤ」です。

着替えがイヤ。ご飯がイヤ。歯磨きがイヤ。靴を履くのがイヤ。さっき自分で脱いだのに、誰かが畳んだらそれもイヤ。スーパーでお菓子を買わなかったらその場でひっくり返って号泣。

これが毎日続きます。

疲れました。正直に言うと、限界だと思った日が何日もありました。「なんでこんなに大変なんだ」と思いながらため息をついて、そのあとため息をついた自分が嫌になって、という繰り返しでした。

イライラするのは当たり前

最初に言っておきたいのはこれです。

イヤイヤ期の子どもにイライラするのは、おかしくありません。当然です。どれだけ子どもが好きでも、同じことを毎日繰り返されて、なおかつ理由が全然わからなくて、消耗しない親はいないと思います。

「こんなことでイライラする自分はダメな親だ」と思っていた時期がありましたが、それはちょっと違うと気づきました。イライラは感情で、感情は制御できないものです。「感じた」こと自体は責めなくていい。問題になるのは、それをどう扱うかだけです。

やってみてよかったこと

解決策と呼べるものではないですが、少し楽になったことをいくつか書きます。

「戦わない」を選ぶ

歯磨きを拒否されたとき、力でやろうとすると全力で抵抗されます。消耗するのはこちらです。そこで「今日の夜はやめておこうか」と一旦引いたら、なぜか子どものほうから「はみがきする」と言ってきた日がありました。全力で反対しているものを急にやめられると拍子抜けするのかもしれない。

毎回うまくいくわけじゃないですが、「戦いを挑まない」という選択肢を持っておくだけで少し楽になりました。

別に歯磨きだって毎日やらなくてもいいんですよね、完璧を求めないのが人生なんです

「どっちにする?」で選ばせる

「着替えて」と言うと「イヤ」になりますが、「この服とこの服、どっちにする?」と聞くと、どちらかを選んで着てくれることがあります。「着るかどうか」ではなく「どちらを着るか」に論点をずらす感じです。

子どもも「自分で決めた」という感覚が大事らしくて、大人が決めることへの反発がイヤイヤの根っこにあるようです。

ただ、これはどっちもいや、で平行線になることが我が家では多かったです

限界が来たら逃げる

本当にダメだと思ったとき、子どもが安全な場所にいることを確認して、一人でベランダに出たり、別の部屋に行ったりしていました。その場から物理的に距離を置くだけで、少し冷静になれます。

「その場に居続けて我慢する」のが正解ではないと思っています。親が爆発する前に、一回リセットする時間を作る方が、結果的に子どもにとってもよかったです。

アンガーマネジメントでもありますが、目を閉じて5秒待つのを意識していました
争いは同じレベルでしか発生しない。常にご機嫌で子どもの動作をコントロールしたいですよね

パートナーにSOSを言語化する

「助けて」「今日は無理」と言葉で伝えることです。言わないと伝わらないし、「察してほしい」と思いながらひとりで消耗し続けると、あとで爆発します。

この時期は、もう二度と来ない

疲弊しているときにこれを言われると「そんな余裕はない」となるのはわかります。自分もそう思っていました。

ただ、ある日気づいたことがあって。子どもが「ジブンデ!」と言いながら、靴を一人で履こうとして、うまくできなくて、でも手を貸されるのも嫌で、全力でもがいている姿を見ていたとき。

この子はこんなに小さい体で、「自分でやりたい」という気持ちと格闘しているんだと思ったんです。

イヤイヤ期は「自我が芽生えた」証拠だと言われます。「自分」というものが出てきて、でもまだ言葉で表現できなくて、だから全部「イヤ」になる。親から見たら大変ですが、子どもにとっては人間としての大事なプロセスなんだと思います。

そう考えてから、完全にイライラしなくなったわけじゃないですが、少し見え方が変わりました。

3歳はあっという間に終わるのでしょう。「ジブンデ!」と言い張っていた子が、気づいたら一人で全部できるようになっていて、手を貸そうとすると「いいよ」と言われる日が来るのでしょう。それはそれで寂しいのでしょうか、今はまだわからないです

今のぐちゃぐちゃした時間は、今しかないのはわかります。しかし先が見えないのもまた事実です

完全には解決しない、それでもいい

正直に言うと、イヤイヤ期を「攻略した」感覚はありません。

何かをやったら劇的に改善した、ということもなかった。ただ、少しずつ向き合い方が変わって、少しずつ子どもも変わって、気づいたらあの頃より楽になっていた、という感じです。

育児に完璧な答えはないし、うまくやれない日があって当然です。疲弊しているなら疲弊していると認めていい。イライラしているならしていると認めていい。

それだけで少し、楽になると思い日々生きています

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